【西東京市】終戦80年。戦争を記憶にとどめる夏、柳沢公民館で8/16(土)ニュールンベルク裁判、8/17(日)ハンナ・アーレントの映画が上映されます。
終戦80年となる今年、戦争を記憶にとどめる夏ということで、映画会が柳沢公民館で2025年8月16日(土)・17日(日)に開催されます。♦8月16日(土)映画『ニュールンベルク裁判』17時上映(16時30分開場)上映時間2時間59分
1946年ドイツのニュールンベルクで開廷した国際軍事裁判を基にした法廷ドラマ。アカデミー賞主演男優賞他、全10部門にノミネートした戦争裁判の矛盾を鋭く突いた名作です。戦勝国が敗戦国を裁く是非、祖国のために戦う当否が問われる内容となっています。
♦8月17日(日)映画『ハンナ・アーレント』13時40分上映(13時20分開場)上映時間1時間54分
ハンナ・アーレントは、ドイツ系ユダヤ人哲学者。ナチス戦犯アドルフ・アイヒマンのイスラエルでの裁判レポートを分析し、アイヒマンは大悪人ではなく、悪の凡庸さという概念を示し大論争を巻き起こし、バッシングされました。実話に基づいた作品です。
どちらも、深く考えさせられる題材です。また映画が上映される柳沢公民館には、第二次世界大戦末期に西東京市(当時は北多摩軍保谷町)に落とされた250㎏爆弾(不発)の破片が展示されています。

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攻撃目標は、当時軍の飛行機エンジンを作っていた中島飛行機武蔵製作所で、現在の西東京市柳沢1丁目、しじゅうから第2公園東南脇に落下しました。3人の女性が亡くなり、8人が重傷、3人が軽傷でした。この爆弾は、丸くて黄色く塗られていたのでパンプキン(かぼちゃ)と呼ばれていました。中島飛行機工場への爆撃の当時の様子も展示されていました。
戦後80年、戦争の記憶をとどめる夏に、柳沢公民館へ行ってみてはいかがでしょうか。
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